事例・実績
外国人人材コンサルティング
長崎県・有限会社森満工業様の、初めてのフィリピン人技能実習生受入の伴走をさせて頂きました。
LNG船やLPG船での工事実績が多く、今後の海外事業展開や日本の人手不足を見据え、フィリピンからの技能実習生受け入れを決断し開始したプロジェクトです。
配管などの加工・溶接工事を中心に、日本全土、世界各国で現地工事の実績が豊富な㈲森満工業様。スピード感ある経営判断、及び現場準備を推進し、2022年7月より同社で初めて技能実習生を受け入れられました。
コロナ禍、面接はオンラインで実施されましたが、フィリピンへの渡航が可能となったタイミングで社長自らフィリピン現地を訪問し日本語学習中の実習生3名と対面。毎日3時間ほどの通学をしながら日本語の勉強をしていた実習生にとっては大きな励みになりました。
彼らの入国までの間、会社では工場内の各施設に英語併記の表記を行う等、社員一同で迎え入れる準備を頂きました。
在留資格 | 技能実習 |
職種 | 溶接(建設) |
国籍 | フィリピン |
技能実習生受け入れについては昨今の状況に鑑みて社長がトップ判断を行ったものの、当初社員からは不安の声も寄せられました。そんな中、社長は丁寧に社員一人一人の意見を聴き、不安解消のための対策を取られました。
その一つとして、JICA九州の方を会社に招き「多文化共生講座」を実施。全社員が参加し、外国で暮らし働く人の気持ちや立場を理解するセッションを設けました。また、実習生がより実りの多い実習が出来るよう、着任直後は半日を日本語学習に充てて業務内容を正しく理解出来るよう工夫もされました。
その成果もあり、予定よりも早期に実習生の溶接技術習得が進んでいます。
船員のうち約95%が外国人籍を占めており、中でも英語が堪能で、高いコミュニケーション能力を有するフィリピン人船員は歴史的にその中核を担っています。これまでのフィリピン人船員の育成経験を活かし、船員以外の幅広い業種の人材の育成と紹介を行っています。
商船三井はグループ全体で「再生可能エネルギー事業」の一分野である洋上風力発電のバリューチェーンにて幅広いサービスの提供に取り組んでいます。グループ全体の知見を活かし、立地環境調査~海陸一貫輸送~建設・据付~O&Mまで洋上風力発電の普及をトータルサポートします。
MOLとMagsaysayグループにて現地に設立した外国人人材コンサルティング会社MMEMPOWER社のパンフレットです(同社の日本営業窓口はMOL)