Indonesia Jawa-1 Gas-to-Power Project インドネシア Jawa-1 Gas-to-Power プロジェクト
プロジェクト概要
インドネシア・Jakarta東方のCilamaya sea沖合における「アジア初のFSRUを用いたGas to Powerプロジェクト」です。

プロジェクト内容
インドネシア・西ジャワ州における大型ガス焚き複合火力発電所の燃料となるLNGを貯蔵・再ガス化するためのFSRUの建造・保有・操業をPT Pertamina (Persero)様(インドネシア国有石油・天然ガス関連会社)、丸紅様、双日様等と共同出資するPT Jawa Satu Regas様を通じて行うものです。当社は同FSRUの建造監督業務、および保守操業業務も受託しています。本プロジェクトは、発電施設とガス関連施設を一体として開発する、いわゆるGas-to-PowerプロジェクトとしてはFSRUを用いたアジア初の案件受注であり、プロジェクトの発電容量に合わせ、最適なタンク容量や再ガス化能力を備えたFSRUを提供します。

乗り越えた課題
FSRU、ガス関連施設、及び発電施設を一体開発しなければいけないことによるプロジェクト管理の難しさが挙げられます。プロジェクトリスクの分担協議、ファイナンス組成上の契約面での課題、FSRUの高い操業稼働率維持のための技術検討、FSRUと陸上発電所の一体運営の技術検討は現在も進行中であり、2021年の発電所商業運転開始に向け準備を続けています。

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