Summer Davos 2026

事例・実績

世界経済フォーラム「サマーダボス2026」に参加しました

国際会議
世界経済フォーラム

概要

商船三井は20262325日に中国・大連で開催された、WEF(世界経済フォーラム)主催の国際会議 Annual Meeting of the New Champions 、通称“サマーダボス”に参加しました。

サマーダボス写真(人物なし1)
会場風景(写真提供:世界経済フォーラム)

本記事のポイント

  • WEF(世界経済フォーラム)は、産官学のリーダーが集い、世界の重要課題について議論する国際的な非営利団体
  • サマーダボス2026には90以上の国・地域から1,800名超が参加し、AI、イノベーション、エネルギー転換などをテーマに議論が行われた
  • 商船三井は4年連続で参加し、地域協力セッションへの登壇等を通じてサプライチェーン安定化の重要性を発信

WEF(World Economic Forum: 世界経済フォーラム)とは?

WEF(World Economic Forum:世界経済フォーラム)は、1971年に設立された国際的な非営利団体です。産官学のリーダーが集い、世界の重要課題について議論・協働する場を提供しています。
「世界の現状の改善」をミッションに掲げ、各種会議や活動を通じて、世界のリーダーによる対話と協力を促進しています。
スイス・ダボスで毎年1月に開催される年次総会、通称「ダボス会議」が有名で、気候変動や経済、技術革新など幅広いテーマを扱います。

サマーダボス写真(会場周辺
会場風景(写真提供:世界経済フォーラム) 

サマーダボス(正式名称: Annual Meeting of the New Champions)とは?

WEFが毎年6月に中国で開催する国際会議で、正式名称は「Annual Meeting of the New Champions(AMNC)」。冬のダボス会議と並ぶWEFの主要会合の一つです。

冬のダボス会議が世界の政治・経済リーダーによるグローバル課題の議論の場であるのに対し、サマーダボスは起業家精神、イノベーション、次世代成長企業により重点を置いており、新興企業、技術系企業、研究者、イノベーターなどが集い、新技術の社会実装や新たな成長モデルについて議論する場として位置づけられています。 

2026年のサマーダボスはどんな会議だった?

今年で17回目の開催となった2026年のサマーダボスには、90以上の国・地域から1,800名超のリーダーが参加。「イノベーションの波及拡大と深化(Innovating at Scale)」が主要テーマとされ、貿易の構造転換、中国経済の展望、実体経済における技術の発展、次世代の雇用、競争力のあるエネルギー構造転換を軸に活発な議論が行われました。特に中国の第15次五カ年計画を背景に、中国企業・政府関係者の存在感が高く、中国主導のイノベーションやクリーンエネルギー戦略が注目を集めました。 

中国政府からは李強首相が参加し、同首相が登壇した開会式では、地政学的対立やサプライチェーン混乱が続く中でも、中国経済は堅調に推移している旨を述べつつ、「開放と協力」の重要性を強調し、中国市場のさらなる対外開放への姿勢を示しました。 

Summer Davos 2026
 (写真左:サマーダボスに参加する当社役員、写真中央:開会式にて基調講演を行う李強首相、写真右:セッションに登壇する当社役員)

サマーダボス2026における商船三井

当社は2023年以降継続してサマーダボスに参加しており、今回が4度目の参加となりました。
海運業は世界の物流・貿易を支える社会インフラであり、地政学的リスクやエネルギー転換の影響を最前線で受ける産業です。こうした観点から、当社は会期中、様々なセッションに参加し、他の参加者と有意義な意見交換を行いました。

地域協力セッションに登壇した当社役員は、アジア太平洋地域では域内貿易が約60%を占めるなど地域統合が進展していることに加え、APECやRCEPが地域の連結性を支える重要な枠組みであると説明しました。
また海運会社として、ホルムズ海峡や紅海を巡る最近の地政学的リスクを踏まえ、サプライチェーンの安定確保は企業単独では対応できず、政府と民間企業の連携が不可欠である点についても強調しました。
セッション全体では、エネルギー安全保障、AIガバナンス、炭素市場の連携、グリーン成長など幅広いテーマについて議論が交わされ、地域協力の重要性が再確認されました。

サマーダボス2
(写真:サマーダボス会場 Dalian International Convention Center)

サマーダボスで議論されたエネルギー転換やサプライチェーンの安定化は、海運業界にとっても重要なテーマです。
商船三井は総合海運会社として、クリーン代替燃料の導入やネットゼロ・エミッションの実現に取り組むとともに、こうしたグローバルな課題に関する対話にも積極的に参画しています。
今後もNew York Climate Weekやダボス会議などの国際会議への参加を通じて、積極的なメッセージ発信と意見交換を行っていきます。

 

 

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