Closed Loop
再ガス化システムの種類であり、LNGの再ガス化を行う際、蒸気を熱源に使用するシステムです。蒸気を用いて温められた清水もしくはグリコール水を熱源としてLNGは再ガス化されます。清水もしくはグリコール水を加熱した蒸気は凝縮され、船内ボイラーで再度蒸気に戻されLNGの再ガス化の熱源に使用されます。Open Loopと比較して、ボイラーを運転させる分燃料コストが嵩みますが、海水温が冷たく海水を熱源にすることが出来ない地域や排出する海水の温度規制の厳しい案件に適しています。