事例・実績
海技教育・訓練
商船三井は、世界最高水準の安全品質の実現を目指し、船員教育・訓練の高度化に継続的に取り組んでいます。
2025年9月、東京・虎ノ門にて開催した「MOL Annual Training Conference 2025」では、日本、フィリピン、インド、モンテネグロ、ロシア、インドネシアの6カ国に展開するトレーニングセンターの講師陣、OJTプロジェクトのOnboard Job Training Instructor(OJTI)、およびManning Companyの訓練担当者が一堂に会しました。
本Conferenceでは、現場の知見と最新技術を融合させながら、船員教育の現状課題と将来像について議論を行いました。
海運業を取り巻く環境は、技術革新、燃料の多様化、グローバル化の進展により、年々複雑さを増しています。
従来型の訓練だけでは対応が難しい現場課題が増える中、
・各国トレーニングセンター間での訓練内容・レベルのばらつき
・実務に直結する判断力・非技術的スキルのさらなる強化
・新技術・新燃料に対応した教育体系の構築
といった点が共通課題となっていました。
Training Conferenceでは、座学にとどまらず、実際の訓練設計や現場経験をもとにしたディスカッションを重視。
具体的には、
・各国講師による事例共有と相互フィードバック
・BRM・ERM訓練の実施方法や期間設定の見直し
・LNG・二元燃料機関など最新技術を題材とした教育プログラムの検討
・インストラクター自身の育成・スキル向上の枠組みに関する議論
を通じ、グループ横断での教育品質向上を図りました。
本Conferenceを通じて、各国トレーニングセンター間の連携が強化され、船員教育に対する共通認識と方向性が明確になりました。
商船三井は、ここで得られた知見を今後の訓練プログラムやOJT、インストラクター育成に反映させ、
「安全の最前線」を支える人材育成をグローバルに推進していきます。
より詳細なご紹介はこちら:安全の最前線を追う─商船三井の船員が挑んだTraining Conference密着ドキュメント
私たちの生活に無くてはならない安全な海上輸送を担う海技員を教育・訓練するため、140余年の歴史の中で培った経験に基づく充実した訓練プログラムを提供し、海運における事故防止や海運の発展に貢献してまいります。