Piping Work 配管工
プロジェクト概要
中長期を見据えて動き出したプロジェクト。
大阪ガスネットワーク様の協力会社各社様が、スムーズにフィリピン人の受入れができる仕組み作りを当社が支援させて頂いております。
具体的には、各種在留資格の取得、現地送出し機関及び研修施設のご案内から始まり、最適な入国前教育(カスタマイズした日本語教育、配管工育成の為の施設構築など)の検討、継続的なフィリピン現地の情報提供や、二国間を跨ぐ関係者間コミュニケーションサポートなど、10年先を見据えた安定的なプロジェクトを目指し伴走させて頂いております。


プロジェクト内容
- 受け入れ企業
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大阪ガスネットワーク様の協力会社各社様
- 職種
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配管工(建設)
- 国籍
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フィリピン
- 人数
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15名(第一期生)
- 勤務地域
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日本国内 関西地域
配属前教育
現地にて日本語教育を実施。オンライン授業も駆使しつつ、集合研修や入国までのフォローアップを行うことで、一部専門用語を含めた基礎的な日本語力を入国前に身に着けました。また来日後、各社配属前には、大阪ガスネットワーク様の施設にて基本的なガス教育や安全に関する集合研修を行いました。
受入企業様の声
テイネン株式会社様(http://teinen.co.jp)より
弊社が受け入れた外国人人材は主に住宅のガス配管工事に従事しております。
初めての外国人人材受け入れに不安もありましたが、現場で必要な安全知識や基本作業を事前に習得済みであるため、スムーズに受け入れを開始できました。
また、真面目で学ぼうとする意欲が高く、現在受け入れ開始から4か月程度ですが、日本語でのコミュニケーションも取れています。
馴染みの無い日本で毎日一生懸命に仕事をする姿を見ると、我々も身が引き締まる想いです。
今後も我々の大切な仲間として一緒に成長していってほしいと思います。
乗り越えた課題
フィリピン視察
外国人人材受入れが初めてである協力会社様が殆どであり(フィリピン人材に限ると全社において初)、受入れ前にイメージを持って頂くべく、大阪ガスネットワーク様と共に総勢9社の皆様をフィリピンへお連れしました。
関連施設(送出し機関、研修施設)視察に留まらず、フィリピンの歴史や文化等も盛り込んだ濃厚な出張となりました。また普段は直接コミュニケーションをとる機会の少ない当社にとって、協力会社各社様のご懸念事項やご意向、思いなどを知る貴重な機会ともなり、その後の支援業務に活かすことができております。

コロナ禍による影響
当初2020年10月入国を目指し準備を進めていましたが、予期せぬコロナ禍でプロジェクトの大幅遅延及び再開見通し判断の難しい状況が続きましたが、大阪ガスネットワーク様や関係者との打ち合わせを何度も繰り返し、安全安心重視の上で再開案を模索しました。
その結果、オンラインなどを活用し、2021年初めに採用フローをスタートすることができました。
