事例・実績

ウインドチャレンジャー第1船
竣工決定

次世代帆船 WIND CHALLENGER

プロジェクト内容

ウインドチャレンジャーの第1船竣工が決定しました。ウィンドチャレンジャーを設置した本船は、原料の輸送から実際の利用までのサプライチェーン全体で、GHG削減を目指すプロジェクト。2022年の運航開始に向け、取組んでいます。

本プロジェクトのポイント

  • 風力を船の推進力に変える「ウインドチャレンジャー技術」を搭載した第1船の竣工が決定
  • 従来の同型船に比べて、帆1本で約5~8%の温室効果ガス削減効果が見込める
  • 2022年秋、東北電力株式会社の専用船として竣工予定
  • 脱炭素に向けた新たなチャレンジが一歩前進した

この事例で活用した技術・サービス

乗り越えた課題

10万トン型の大型商船への硬翼帆の設置が世界で初めてであること、また硬翼帆を船首に搭載することによる、操船上および、荷役中の安全性を担保することが最大の課題でした。そのため、寄港予定の港湾情報をもとに、操船シミュレーターを構築、そのデータをもって、基地、海上保安庁、各港湾当局、水先人会など、国内・国外あわせて、30か所以上の関係先に、堪航性、航行・離着桟・荷役の安全性について、丁寧に説明を行いました。どの訪問地においても、大変興味をもたれ、かつ好意的な対応を頂きました。

ウインドチャレンジャー着桟シミュレーション動画

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